ぐりとぐら

絵本

絵本の紹介

作・絵なかがわりえこ 作・おおむらゆりこ 絵
出版社福音館書店
価格1,000円+税
サイズ・ページ数20㎝×27㎝・28p
読み聞かせの目安 年齢・時間2歳・8分

あらすじ

ねずみのぐりとぐらは、森でお散歩中に大きな卵を見つけました。大きなフライパンを持ってきてカステラを作り、森の動物たちと食べました。

読み聞かせポイント

  • このシリーズ定番の「ぼくらのなまえはぐりとぐら この世でいちばんすきなのは お料理すること食べること ぐりぐらぐりぐら」のところは節回しもいいので思い切って歌ってみましょう。
  • そのほかは割と淡々と読んでもいいと思います。
  • 子どもたちが絵を楽しめるように、ゆっくり間をおいてからページをめくりましょう。

子どもの反応

定番絵本なので「家にある!」という子も多いのですが、何回でも集中して楽しんでくれます。卵を持ち帰るアイデアをぐりとぐらと一緒に考えて提案したり、カステラが出来上がるのを森の動物たちと一緒にワクワクして待っています。「食べたい」「お腹空いたー」という子も多いです。

読んでみて思うこと

中川李枝子さん・大村(山脇)百合子さん姉妹が作る絵本は、大事件が起こるわけではなく(出来事はちゃんと起こっているのですが)割と淡々と物語が進んでいきます。しかし、だからこそなのか、子どもが登場人物の1人になって物語の世界に入っていくのがわかります。

このぐりとぐらシリーズは

「ぐりとぐらのおきゃくさま」「ぐりとぐらのかいすいよく」「ぐりとぐらのえんそく」「ぐりとぐらとくるりくら」「ぐりとぐらのおおそうじ」「ぐりとぐらとすみれちゃん」があります。

季節の合わせて絵本を読み分けることができます。子どもに「どっちがぐりでどっちがぐらか知ってる?」聞いてみるのも面白いですよ。(ぐりが青い帽子・ぐらが赤い帽子)実は表紙のタイトルの名前にそれぞれの色が付いています。

子どもと一緒に物語の世界に入っていきましょう

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