よるくま

絵本

絵本紹介

作・絵酒井駒子
出版社偕成社
価格1,000円+税
サイズ・ページ数19㎝×25㎝ ・32p
読み聞かせの年齢・時間の目安2歳から・5分

あらすじ

男の子が眠る前に、昨晩起きた事をママに話します。よるくまが来てお母さんを探していると言うので一緒に探した話です。男の子のママと男の子との会話でお話が進んでいきます。

読み聞かせポイント

  • とにかく心を穏やかにして読む。
  • 大人数の読み聞かせより、少人数が小さく集まって読むか、1人を膝に乗せて読んだり、自分の子どもの寝かしつけに向いていると思います。
  • とても優しいお話なので、優しい声で読みます。男の子のママや、よるくまのお母さん語りかける時などは特に。
  • 子どもたちが落ち着いていない時や楽しい本を求めている時などは、私は読まないようにしています。

子どもの反応

読む時を選んでいるからか、穏やかに聞いています。園児は「お母さんどこにいるかな?」と一緒に探すつもりになっています。小学生への読み聞かせは低学年までかなと思っていますが、意外と高学年でも静かに聞いてくれます。小さい時を思い出しているのかもしれませんね。

寝る前の読み聞かせに読むと緩やかに眠りの世界に入っていけるようです。

読んでみて思うこと

とにかく気持ちを穏やかにしたいときにおすすめです。大人も子どもも癒されます。男の子の抱いているくまのぬいぐるみとよるくま、男の子のママとよるくまのお母さんなどリンクしています。とても優しいファンタジーです。

酒井駒子さんの代表作。初期の作品なので絵柄が今とは多少違いますが、やっぱり1番好きな作品です。

子どもにも人気の話ですが、大人が持っていたくなる絵本です。

他に「よるくま クリスマスのまえのよる」(白泉社)があります

大好きな気持ちをいっぱいにして読みましょう

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