りんごかもしれない

絵本

絵本の紹介

作・絵ヨシタケシンスケ
出版社ブロンズ新社
価格1,400円+税
サイズ・ページ数25.7㎝×20.5㎝ ・32p
読み聞かせの年齢・時間の目安4歳から・10分

あらすじ

テーブルの上にあるりんごを見て、それが本当にりんごかどうか疑問に思ってしまった男の子。「考えること」を楽しむ絵本。

読み聞かせポイント

  • 意外と長いので時間配分に気をつけましょう。
  • 長すぎて飽きてしまう子もいるので、場面によっては飛ばして読むのもいいと思います。
  • 1ページにいくつもの場面が出てくるので、子どもが目で追えるように指差しながら読みましょう。
  • 強弱をつけすぎず、淡々と読むと面白さが際立ちます。

子どもの反応

面白い本なので盛り上がって聞いてくれます。「じつはかみのけとかぼうしがほしいのかもしれない」のページでは大笑いしています。ただ、髪型を全部読むと飽きてしまうこのいるので様子を見て飛ばして読んだりします。(逆に「全部読んでー」と言われることもあります。)

「えーそれはないでしょ」とか「たしかにそうかも」なんて言いながら楽しんで考えています。小学生では「もしかしたら〇〇かも」と新しいアイディアが出ることも多いです。

最後の最後にバナナが出て来たのを見て、子どもたちと大笑いで終わります。

読んでみて思うこと

「発想えほん」として発売された絵本です。

普段は絵本に関わっていない大人でも知っているくらいヨシタケシンスケさんを有名にした絵本ですね。ちょっと哲学的だったり、ふざけすぎじゃない⁈ってくらい笑えたりします。

大人と一対一でゆっくり楽しんだり、友だち同士で囲んで見たり、1人でじっくり読んだりと好きなように楽しめます。子どもって考えることが楽しいんだな、と改めて感じさせてくれます。何より、私たち大人の頭も柔らかくしてもらえる気がします。

他には「ぼくのニセモノをつくるには」「このあとどうしちゃおう」「ころべばいいのに」「ぼくはいったいどこにいるんだ」があります。

子どもとの掛け合いを楽しみながら読み聞かせを進めましょう

タイトルとURLをコピーしました